パソナの魅力

パソナは南部靖之氏(現代表取締役、グループ代表兼社長)により1976年2月に設立された日本の人材派遣業界におけるパイオニア企業です。

同社は直近年度の国内人材派遣業において売上高で第3位の規模を誇っており、名実共に日本の人材派遣業界におけるリーディングカンパニーです。

 

パソナの現状と問題点

パソナはその歴史、知名度と規模にもかかわらず、業界内で最も低収益な企業の一社となっています。

これはひとえに同社が、1.) 日本の人材派遣業界における高収益/高成長領域への適切な投資を欠いてきたことや、2.) 同社のコスト管理意識の欠如、又、3.) 機能停止しているガバナンス体制であると弊社は考えております。

このような状況を背景に、現在パソナ株式は、上場子会社である株式会社ベネフィット・ワン株式のパソナ保有分の時価総額の約半分程度に評価されているという状況にあります。

弊社は、同社が現状の問題点を放置することが、短中期的に同社の従業員、顧客、債権者、少数株主等のすべてのステークホルダーにとって大きなリスクとなる事を懸念しております。

  • 従業員:雇用や雇用条件の不安定化に係るリスク
  • 顧客:高品質なサービスを安定して受けることができないリスク
  • 債権者:債権回収に係るリスク
  • 少数株主:取締役が受託者としての善管注意義務に基づいて株式価値を最大化することができないリスク

同社の企業理念である「社会の問題点を解決する」に弊社は強く共感しておりますが、同社が未来永劫に亘り社会の問題点に取り組むためには、変革が必要であると考えております。

 

「...株価が上がる、売上が上がる、利益が上がる、そういう事よりも社会に貢献...」

南部靖之氏 第10期(2017年5月)決算説明会